チャイルドケアオブザーバー® 学習の内容・カリキュラム


お子様連れのお客様に対する接客のプロとして、実際に行動できるチャイルドケアオブザーバー®になるために、お子様に対する対応法だけではなく、その保護者に対する心遣いも重要な履修内容になっています。


養成講座テキスト

チャイルドケアオブザーバーテキスト


テキストは、イラスト、写真、グラフを取り入れた、とてもわかりやすく読みやすい内容になっています。


第 1 章  チャイルドケアオブザーバー®の基本理念

『お子様とそのご家族に安心と快適さを提供し、お客様のより高い満足を実現する』チャイルドケアオブザーバー®としての役割と基本姿勢を学び、信頼されるチャイルドケアスペシャリストとしての資質を養います。

第 2 章  チャイルドケアオブザーバー®誕生の社会的背景

社会構造や家族観、価値観の変化が子どもとその家族に与える影響を学び、子どもとそのご家族にむけての真のサービスのあり方を見いだしていきます。

第 3 章  子どもの発達と心理

乳児・幼児・児童の成長に伴う心身の発達を学び、子どもへの理解を深めることで、こどもの興味や反応の変化に適切に対応できる実践力を養います。

第 4 章  子どもの事故防止

子どもに起こりやすい事故を防止するための注意点を学びます。転倒・転落・誤飲・挟まれ・衝突 などの事故防止法を、現場に即して具体的に学びます。

第 5 章  子どもの怪我への対応と応急手当

子どもの万が一の事故発生時への対応と応急手当について学びます。外傷・出血・骨折・脱臼・熱傷・窒息など子どもに起こりやすい怪我への対処法と応急手当法を習得します。

第 6 章  体調の悪いお子様への対応 子どものアレルギー

子どもの体調の変化とその症状について学び、症状別の対処法を習得します。発熱・嘔吐・下痢・咳・けいれん発作時などへの対処法と、子どもに多いアレルギ―についての知識と対応時の注意点を学びます。

第 7 章  子どもの心をつかむコミュニケーション術

子どもに安心を与えるコミュニケーション術の基本から、子どもの心をつかむ年令別アプローチ法までを様々なシチュエーションのもとで学ぶことで、子どもの心をつかむ効果的なコミュニケーションテクニックを身につけます。

第 8 章  子どもを楽しませる実践テクニック

子どもの気持ちをリラックスさせ、心をほぐし、子どもを楽しくさせるテクニックを学びます。心はずませる楽しいあそびを通して、子どもとの関わりをさらに豊かに育みます。

第 9 章  子どもの困った場面での対応

実際に起こるお子様の困った場面での対応法を具体的に学びます。子どもの心の動きを知り、子どもの気持ちに沿った効果的な働きかけを見いだします。

第10章  子どもの安全な介助法

ご家族への手助けとして役立つ子どもの安全な介助法と、子どもの安全を確保するために有効な手助けを、さまざまな状況の中で具体的に学びます。

第11章  ご家族への理解

ご家族の心理やご家族をとりまく社会的状況を知り、ご家族の求める真のサービスを提供できる資質とチャイルドケアオブザーバー®としてのあるべき姿勢をさらに高めます。

第12章  ご家族への接遇とマナー

ご家族からの信頼を獲得するマナー術を学び、ご家族の視点に立って考え、親や家族の心理を理解することの大切さと、保護者への適切な接遇法を身につけます。


実技実習

実技実習の画像はクリックすると拡大して表示できます。

1) 子どもの世界を知る ≪子どもの世界を体験する≫

視野メガネ


実際に「幼児視野メガネ」をつけて動いてみて、'子どもを体験する'ことで、子どもの目線に立って思考する姿勢を養い、子どもの世界に近づきます。 子どもの特質や心理を実感することで、より効果的な対応が自然な笑顔で実践できるようになります。


2) 子どもの心をつかむコミュニケーション術 実技編

おもちゃ遊び


はじめてお迎えする子どもとでも効果的にコミュニケーションを築くことができるコミュニケーションテクニックを身につけます。子どもへの声かけややり取りの実習を重ねることで、子どもへの働きかけが自然にできるコミュニケーション実践力を養います。


3) 子どもを楽しませる実践テクニック 実技編

子どもを楽しませる折り紙やお絵かき、手遊び歌やゲーム遊びなど、子どもの年令や興味に合わせた効果的な働きかけや遊びを実習により習得します。子どもの困った状態を改善させ、子どもに楽しさと心地よさを回復させるテクニックを身につけることで、さらに即戦力が高まります。

折り紙

折り紙

お絵かき①

お絵かき①

お絵かき②

お絵かき②

4) 子どもの困った場面での対応術 実技編

子どもの困った場面を好転させるための効果的な声かけや働きかけを数多く実習し、現場力をつけます。 様々なシチュエーションの中で起こりうる場面を想定してトレーニングを積むことで対応力を高め、自信を養います。

5) 子どもの安全な介助法 実技編

赤ちゃんの抱っこやベビーカー操作実習を通して、ご家族への手助けと安全で適切な介助の方法を実習により習得します。赤ちゃんを抱くことにより、こどもを一瞬でも預かるときの責任の重さを実感します。

抱っこ①

抱っこ①

抱っこ②

抱っこ②

ベビーカー操作①

ベビーカー操作①

ベビーカー操作②

ベビーカー操作②

6) 保護者のより高い満足を導くためのキーポイント 実技編

ご家族からより高い満足を獲得するための接遇キーポイントを学びます。 ケーススタディ実技を重ねることで、ご家族との向き合いにも自信がつき、ご家族の心に届くホスピタリティサービスが自然かつ自発的に提供できるようになります。


CMJ

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